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無為の音楽 DJまほうつかい(西島大介)

    どういう風の吹き回しか、魔が差した(?)のか、わかりませんが、 生まれて初めてアンビエントのコーナーでCDを買いました。 DJまほうつかいという、本職は漫画家である西島大介の作品。 この人の漫画を読んだことはないんですけれど、 どこかで見たことがあるようなイラストに目が留まって、手に取ってみたら、 西島氏の直筆ドローイングが入ってたんですね。...

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トンブクトゥ・ソウル・ディーバ ハイラ・アルビー

    待ってました! トンブクトゥのディーバ、ハイラ・アルビーの新作。 初めてハイラ・アルビーを知ったのは、 04年の『砂漠のフェスティヴァル』のDVDでした。 といっても、ハイラが登場するのはステージではなく、 砂漠の人だまりの中で、 アクースティック・ギターを弾く男性を従えて歌う、 わずか1分にも満たないシーンなんですけれどもね。 その短いシーンながら、 グリオばりの朗々とした歌声を響かせ、...

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乞来日 セルソ・フォンセカ

蕩けますねえ。 つぶやくように歌う、セルソ・フォンセカのセクシー・ヴォイス。 やっぱこの人は、ボサ・ノーヴァを歌うのが、一番魅力的。 09年のギター弾き語りアルバム“VOZ E VIOLÃO” も、どんだけ聴いたことか。 CDだけでは飽き足らず、収録曲の多いDVDもずいぶん観たもんです。 男のぼくが観てても、ゾクゾクするんだから、女性ファンはもうたまらんでしょう。...

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お悔やみ ヴィクトル・デメ

ブルキナ・ファソのマンディンゴ人シンガー、ヴィクトル・デメが今月21日に亡くなられたそうです。 まだ53歳という若さで、病院に向かう途中で息を引き取ったとのこと。 マラリアが死因だったというのには驚かされました。 成人したアフリカ人はマラリアの免疫を持つので、 亡くなるようなことはないとばかり思っていたんですが、 マラリアで命を落とすのは小児とは限らないんですね。...

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アフリカン・モダン・フォーキー ブリック・バッシー

カメルーンって、面白い才能を生み出す国だなあ。 ヤウンデ生まれのブリック・バッシーは、繊細な感性をうかがわせる、 モダン・フォーキーな歌を歌うシンガー・ソングライター。 ブリックが弾くギターに、チェロ兼バンジョーとトロンボーンの白人演奏家二人による ユニークなトリオ編成。曲によってはサンプルやハーモニカも加わり、 品のいい室内楽ふうの演奏にのせ、ひ弱な歌い口で、とぼけた味の歌を聞かせます。...

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ボサ・ノーヴァのフロウを発明したリズムの天才 タクシー・サウダージ

「ボサ・ノーヴァを日本語で歌ったところで、しょせん借り物の歌謡曲にしかならない。 日本人が日本語でボサ・ノーヴァを歌えないのは、サンバのリズムがわかってないからだよ」 そんなことをしたり顔で言っていたぼくの後頭部を、 タクシー・サウダージのデビュー作は、思いっきり張り倒したのでした。 ここまで見事に、日本語をサンバのリズムに乗せて歌ってのけた人は、彼が初めてです。...

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ロビのバラフォン S・K・カクラバ

    なつかしいバラフォンの響きに、30年前へタイム・スリップするような感覚を覚えました。 S・K・カクラバとクレジットされた、ガーナ、ロビ人バラフォン奏者のソロ・アルバム。 その名前から察せられる通り、カクラバ・ロビの甥っ子だそうです。 といっても、今ではカクラバ・ロビを知らない人も多いかもしれませんね。 バラフォンの強烈なサウンドを、初めて日本人に教えたのがカクラバ・ロビでした。...

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謎のアパラ・シンガー アインラ・アデゲイターズ

去年CD化されて快哉をあげたファタイ・オロウォンヨのレコード会社オゴ・オルワキタンから、 アインラ・アデゲイターズというもう一人別のアパラ・シンガーが、2タイトルCD化されていました。 この人の名前はナイジェリアの文献の中にあったので知っていましたけれど、 レコードを持っていなかったので、聴くのは今回のCDが初めてです。 そのうちの1枚、“KADARA L’OWO” は全編ゆったりとしたテンポで、...

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パン・ウェスト・アフリカン・グルーヴ ブールンバル

6年前に出ていたブールンバルというグループのデビューCD、 ぜんぜん気付かなくて今頃聴いたんですが、なかなか面白い音楽性を持っています。 モーリタニア人歌手でギタリストのマリック・ジャと、フランス人ギタリストで プロデューサーのニコラス・リーバウトがパリで結成したグループなんですが、 ひとことでいえば、マンデ・ポップを核としたパン・ウェスト・アフリカン・ポップ。...

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ビギン・ジャズ・ピアニストの逸材 ロナルド・チュール

いぇ~い! 胸をすくとは、まさにこのこと。 イキのいいビギン・ジャズに、全身総毛だっちゃいましたよ。 ゴキゲンなピアニストの名はロナルド・チュール。 64年マルチニークのフォール=ド=フランスに生まれ、80年にフランスのルーアンに音楽留学し、 87年の帰郷後、多くのズーク・シンガーに曲を提供するほか、 ディレクター、アレンジャーとして活躍してきた人だそうです。...

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グアドループのカドリーユ楽団 ナルシス・ブカール

    ロナルド・チュールと一緒に届いたのが、 グアドループのアコーディオン弾き、ナルシス・ブカールのアルバム。 この人の99年のデブス盤を持っていたので、おや、ひさしぶりと思ったんでした。 デブス盤は伝統的なカドリーユ・アルバムでしたけれど、 ギターやスティールパン、キーボード、バンジョーを効果的に使っていて、 30分程度という小品ながら、なかなか聞かせるアルバムに仕上がっているんですよ。...

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ミャンマーに天才少女歌手現る メーテッタースウェ

    ソーサーダトンのCDを、在日ミャンマー人ショップで見つけて、かれこれ十数年。 伝統歌謡をみずみずしく歌う東南アジアの若手女性歌手といえば、 当時マレイシアのシティ・ヌールハリザがすでに有名でしたけれど、 そのシティに劣らぬ高い歌唱力と、バツグンの表現力に惚れ込み、 以来、ソーサーダトン、ソーサーダトンと、事あるごとに吹聴し続けてきました。...

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蘇る60年代のマンゲイラのサンバ

苦節15年! ついに手に入れたどーーーーーーっ!! もう涙・涙・涙であります。あ~~、うれしーーーーーっ!!! はしゃぎまくって、部屋んなか、ぐるぐる駆け回りたい気分です。 『レコード・コレクターズ』誌恒例の「私の収穫2015」に、けってぇ~い! と言いたいところなんですけど、まだリリース後15年のCDなのは、 ちょっと基準外ぽい感じなので、こちらで発表することにしました。...

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72年全盛期のライヴ アルバート・キング

70年代ロックのライヴ録音が続々とCD化される傾向は、ここ数年ずっと続いていますけれど、 とうとうブルースにまで、その波が押し寄せているようですね。 アルバート・コリンズやジョニー・シャインズあたりなら、平然と無視もできますが、 アルバート・キングやオーティス・ラッシュとなると、心中穏やかではおれません。 試聴機でヘッドフォンを装着してみれば、陥落は必至なのでした。...

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ベスト・エチオピアン・ポップ・オヴ・2015 エリザベス・テショム

エチオピア経済の急成長にともなって、 エチオピアン・ポップスの舞台が、国外の移民コミュニティから、 完全に現地に返り咲いたのを実感するここ数年。 そんな数年来の好調を結実した最高作が、ついに登場しましたよ。 今年のエチオピアン・ポップスのベスト作であることはもちろんのこと、 ここ数年で考えたって、これほどの傑作はなかったでしょう。すごいぞ、これ。...

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やるせないセンバ エルヴィオ

    アンゴラ、いいぞ、アンゴラ。 世の中のトレンドとはまるで無関係に、今年はずっとアンゴラのポップスに夢中になっています。 だって、欧米のメディアに一度ものったことのない初耳の歌手で、 魅力的な人がいっぱいいるんだもん。 むしろこれまで欧米を通じて紹介されてきたワルデマール・バストスだとか、 マリオ・ルイ・シルヴァの魅力のなさを思うと、欧米人って耳が無いというか、...

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平和を取り戻したアンゴラで再始動するキゾンバ ダニー・L、ドン・キカス

    四半世紀を越す長きに渡った内戦が02年にようやく終結し、 アンゴラに平和が戻ったことで、アンゴラのポップスも本格的に再始動したんですね。 10年以上の前の出来事を、何をいまさらなんですが、 いかんせん情報がまったく伝わってこなかったので、 ようやく今になり、それを実感させるCDを入手して、 あらためてキゾンバの復活を認識させられました。...

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センバへ回帰するキゾンバ プート・ポルトゲース

    ダニー・Lとドン・キカスを聴いて、キゾンバの再始動を実感したわけですが、 キゾンバ新世代の痛快な新人の登場に、うひゃー、と思わず声をあげちゃいました。 それが87年ルアンダ生まれのプート・ポルトゲースこと、リノ・セルケイラ・フィアリョ。 10年のデビュー作から飛び出すハツラツとしたヴォーカルに、目の覚める思いがしました。 ゲストの女性シンガーとの掛け合いもクールにきめ、...

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タン・ケイチャンの歌 鄧寄塵

えぇ? 正規盤CDがあったの? 以前エル・スール・レコーズの自主制作CD-Rシリーズではじめて知った、 香港のコメディアン歌手、鄧寄塵(タン・ケイチャン)のダイアモンド盤。 香港ユニヴァーサルの復黑版シリーズで、 05年に紙ジャケCDが出ていたとは、知りませんでした。 原田さん、きっとこのCDの存在を知らずに、あのCD-Rを作ったんだろうなあ。 香港ユニヴァーサルのCDには、℗1965...

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椎葉民謡の明るさ

渋谷の國學院大學へ、宮崎県椎葉村の尾前神楽の公演を観に行ってきました。 公演に先立ち、宮崎県の神楽の概要や椎葉神楽の特色や演目に関する講演も行われ、 秋の土曜の午後にたっぷり4時間半、贅沢な時間を過ごさせてもらいました。 宮崎県の椎葉といえば、音楽学者の小島美子さんが録音された 『現地録音による椎葉の民謡』で、とてもなじみのある村です。 2枚組CD全62曲すべて無伴奏歌という地味な内容なんですが、...

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